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ルラポポブログ

2016/01/19

梅一輪

■新しい年の幕開けを祝うかのように咲いた一輪の梅の花、もういつ朽ち果てても良いくらいの古木が愛おしむかのように、濃桃色の花を毎年咲かせてくれます。
いつもなら春の香りをのせて立春の頃に咲くのですが、暖冬の今年は、元日の朝に咲き始めました。
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」という俳句は、江戸時代の前期から中期に活躍した
松尾芭蕉の弟子である服部嵐雪が詠んだものですが、句の解釈は諸説ある中で、厳しい寒さの中にも梅一輪ほどの暖かさが感じられるようになり、春が少しずつ近づいている、そんな喜びを描写したものというのが一番ぴったりきています。
凍てつき閉ざされた冬の季節の閉塞感の中では、ひたすら辛抱し時が来るのを待つ、そんな心情から春を待つ気持ちの表現としての 梅一輪 なのではないかと思ったりしています。
ところが暖冬の冬、明るい陽光の中で元日から花開かせたにもかかわらず、時節遅れの寒の入り、雪を抱いてびっくりしたのですが、芭蕉の俳句にこんなのがありました。
「梅が香に 追ひもどさるる 寒さかな」
このまま暖かくなるかと思いきやさにあらず、大寒を迎えて厳しい寒さが押し寄せてきています。
1月21日は大寒ですが、西洋占星術では大寒が宝瓶宮(みずがめ座)の始まりとなっているようです。
大寒にちなんでの言い伝えがいろいろありますが、例えば「寒の水」、大寒の朝汲んだ水は1年間腐らないとされて納戸に保管したり、寒の水で作られた味噌や醤油や酒は腐らないとされて、この時期に仕込んだものは体にも良く、長期保存にも向いているとされています。
また、大寒の日に産み落とされた卵は「寒たまご」とよばれ、金運、運気のUPにつながるとされて珍重されているようです。

関東地方にもたらされた雪はすぐに溶け、青空が広がりました。
芭蕉の句「梅が香に のっと日のでる 山路かな」
山路ではなく、庭先の梅の木の枝先にものっと日が出ましたので、梅の写真にその写真も添えました。

(popo)

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2016/01/18

月曜♪ライアー・解けぬ雪

■昨日確かに降雪のニュースは見ましたが、スポット天気予報で調べると夜から朝まで雨マークでしたので、降らないだろうと甘く考えていました。

朝目覚めると、車が通る音が雨の時と違い…やはり降っている?!と外を眺めに行くと薄暗くてよく見えませんが数センチ以上は積もったであろう後で既に雨になっていました。

そんななか、今年初のライアー教室は、交通機関の乱れの影響はあったものの開催することが出来ました。

足元の悪い中、今日も集ってくださったクラスの皆さん、講師の先生、ありがとうございました。

午後のクラスの際、隣室で作業していると、「♪こんこんふれふれ雪」のメロディーが聴こえて来て、何回かのうちにそれはカノンとなり奏でられていきました。シンプルながら美しい旋律が重なっていく様を聴いていると、アンサンブルならではの醍醐味をあらためて感じます。

その後の練習曲の中にも美しい曲がありました。アイルランドのオ・カロランの曲が何曲かあった事をクラスが終わった後に講師の先生から教えて頂き、盲目の吟遊詩人だったということは初めて知りました。

調べると1670年生まれとありますので、J.S.バッハより15年早く生まれていたのですね。当時は芸術家というくくりではないので作品という扱いではなく、いわゆる作曲の職人とでもいう時代。オ・カロランも旅をしながら滞在先の雇い主に曲を捧げていたようです。その年ほぼ50年間…今とは比べ物にならない交通事情のなか、しかも盲目の方が生涯トータルで何キロくらい移動したことか…その苦労は想像も及びません。

彼の作曲群の中で「Farewell to Music」というタイトルにふと目がとまりました。それはストレートなタイトルで、死期が迫っていることを悟った彼が、大恩人の最初の主人マクダーモット・ロー夫人の元に帰り数週間を過ごした際、最期の力を振り絞って作曲した一作であると伝えられているそうです。

18歳で天然痘により失明した彼がこれまでの詩作に加えてハープ演奏者としての可能性の光を見出した時、演奏を学ぶために3年間サポートをし、学んだ後にはハープと馬と介添人を与えて吟遊詩人として旅立たせてくれたその恩人との出会いの妙、その家で過ごした最期の透明になっていく時間を思います。

ご紹介するのはライアーではなく、ハープなのですが、よろしければご鑑賞ください。

(staff:I)

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2016/01/16

リフレッシュ☆インドの楽器シタール

■週末になると何となく特別な空間に身を置きたくなってしまいます。
日常から離れた異空間に身を置くことで、リフレッシュしたいのかもしれません。

そんなとき、もってこいのお誘いを受けました。
インドの楽器シタールの演奏があるので聴きにきませんか? と。

シタールという楽器は知っていました。
随分以前に、インド旅行のツアーに参加していた母がお土産に買ってきたのがシタールでした。
小さな母が大きな荷物を持って帰ってきたので驚いたのですが、それでもそのシタールは室内装飾用として作られた小振りのもので、楽器としての用途は果たさないものでした。
なので楽器シタールの音楽に触れるのは初めてです。

場所は蒲田駅近くの本格インドカレーの店「エベレスト」、そこで少し甘めのナンと
2種のスパイシーカレーをいただきながら、北インド地方の楽器シタールが作り出す音の世界に引き込まれていきました。
演奏者・伊藤礼さんからの楽器の説明では、シタールの膨らんだところは、なんと冬瓜で出来ているのだそうです。弦の数についても面白い話が聞けました。
シタールの弦の響きは、メロディーを奏でるというより、どこか遠くに鳴り響いていた音が静かにうねりながら近づいてきて、周りの空気をふるわせながら、中心に触れたかと思うと周辺に遠ざかり、また近づいてきて包み込むという不思議な感覚をもたらすものでした。
何層にも重なり合う哀調を帯びた繊細な音の響きとその奥で支える力強い響き、それらはインドという国の民族の魂を表現しているのだろうと思いました。
インドにはまだ行ったことがありませんが、魂の奥底を揺さぶられるような何かがあるような気がしていて、一生の中で一度は訪れてみたい国の一つです。

(記事:popo)

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2016/01/15

ダ・ヴィンチ-糸巻き-手のしごと

■以前手ほどきを受けたスピンドルでの糸紡ぎが作業途中だったのを、とある展覧会の告知で思い出しました。

手しごとはいざ始めると、暫くして飽きるまで続けてしまうので、優先する必要事を抱えている時は遠ざけておかないといけません…ということで、カーダ―をかけてある残りの羊毛はもう少し放っておきます。

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そのきっかけの展覧会とは明日1月16日(土)より江戸東京博物館で日伊国交150周年を記念して開催される「レオナルド・ダ・ヴィンチ─天才の挑戦」。

この特別展では英国貴族バクル―公爵所蔵の《糸巻きの聖母》、《鳥の飛翔に関する手稿》、真筆素描7点という3つの日本初公開作品が出品されるといいます。

《糸巻きの聖母》と《鳥の飛翔に関する手稿》について関係者の解説によると、レオナルド・ダ・ヴィンチが行った人間観察と自然観察が集約された円熟期の作品である2つがそろって登場する貴重な機会だそうです。

《糸巻きの聖母》には、レオナルドの弟子や後世の画家たちが描いた模写や、構成を借用した絵画作品が40点近く現存し、多くの美術館で所蔵されているそうで、その絵の影響ぶりが伺えます。

2003年に盗難に遭い2007年に戻った後の2009年以来、上述の個人所蔵作品ながら、スコットランド国立美術館に長期貸与され常設展示されているのだそうです。

そんなに簡単に盗めるものか…と思いきや、モナリザより更に小さな48.3(h)×36.9(w)㎝というサイズを知り納得。

かつてルーブル美術館を訪れた際、モナリザの前に黒山のひとだかりが出来ていましたが、果たしてその小さな作品は今回東京ではどのように展示されているのか…気になる所です。

(staff:I)

Leonardo_da_Vinci,_Madonna_of_the_Yarnwinder,

 

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2016/01/14

〜冬本番がやってきてます…!~

■今週に入ってから気温もぐっと下がり、一段と寒くなってきました。
寒くなると体調を壊しやすくなったり、身体の不調も出やすいですよね。インフルエンザも流行り始めているようです。外気に触れると身を守るように、ぐっと身体に力が入ります。

カフェフォンテのキッチンの片隅に昨年の11月に仕込んだかりんのハチミツ漬けが美味しくなってきたのでまた1瓶追加で漬けました。
かりんは鮮やかな黄色にぽってりした形をしていて、両手で包めるくらいの大きさが可愛らしい。なんともいえない甘くて優しい香りを漂わせますが、生ではお腹をこわしてしまうそうなのでそのままでは食べられません。
そこで、お店ではかりんシロップとかりんジャムを作りました。かりんジャムはカレーの隠し味に活躍してくれています。
かりんはすごくって抗炎症、抗菌作用があり、特に喉にはバツグンの効果だとか。咳止め、痰、喘息に有効な薬効成分や、かりんに含まれてるポリフェノールがインフルエンザを抑制するらしいです。

これからの季節にはちょくちょくお世話になります。

 

よろしく!
かりんシロップさん☆

 

只今、かりんシロップを使ったスイーツを考案中!

(staff:Y)

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